PROJECT

R FARMプロジェクト

STORY

  1. R FARMのはじまり

    地球にやさしい肥料製造
    丸徳商事は産業廃棄物処理事業を行っております。今まで産業廃棄物の全量を焼却処理していましたが、2015年より環境問題に対応すべく「焼却」ではなく「有効活用」する方法として「YM菌®」による肥料化への移行を始めました。YM菌®は有機物を食べて発酵(発熱)をするため、臭いが少なく、高い栄養価の肥料が製造されます。産業廃棄物に含まれる動植物性残渣や汚泥をYM菌®と混ぜることで今まで「焼却」していた産業廃棄物を有機肥料へと「有効活用」し、環境問題へと貢献することを可能としました。
  2. 肥料の使い道

    肥料を活用した問題解決への糸口
    せっかく作った肥料も、利用先がなければ食品廃棄物からのリサイクルが進みません。私たちの肥料で何かできないか?そう考えていた時、お茶の産地、静岡でもお茶の栽培をやめる農家が増え放置された茶畑が問題になっていることを知ります。
    耕作放棄地の現状
    農業従事者の高齢化などにより、東京ドームの1400倍の耕作放棄地が発生しています。静岡県は特に茶畑が多く、通年を通して手をかける必要があることからお困りの農家の方が増加している状態です。
  3. 肥料の有効活用を目指して

    茶畑再生プロジェクトを開始!
    「静岡の茶畑問題をなんとかしたい」という思いから、“R FARMプロジェクト”を開始。再生が困難といわれる茶畑の耕作放棄地が、「かんとりースーパー静岡」と、R FARMの独自ノウハウにより新たな農地として再生していきました。
    茶畑再生により蘇った畑で、肥料の効用テストとして様々な作物を耕作しています。
    • 生姜

    • ホップ

    • オクラ

    • タラの芽

  4. 農地再生成功の第一歩

    力強く育つ「しょうがの金太郎」
    今まで茶畑だった耕作放棄地を「かんとりースーパー静岡」により蘇らせた畑で、私たちは大生姜に注目しました。ぶんけつし、非常に大きく育つことから「しょうがの金太郎」と命名し、自社の看板農作物が誕生しました。大生姜は手順を間違えなければ比較的に栽培しやすい作物であり、栽培経験の少ない方に挑戦いただく際にも育てやすい作物として着目しております。 詳しくみる
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GOALS

  • さまざまな「つながり
    自らがしょうがの金太郎の栽培を行い、農業ノウハウを構築。就労継続支援事業所や地元農家さんに業務委託をしました。互いにより良い栽培方法を共有し、連携力を高めております。また、食品加工会社とのコラボ商品も次々と生まれています。農作物を通じて異業種の企業とつながり、市民の皆様へしょうがの金太郎を提供する事を目指しております。「かんとりースーパー静岡」を活用し農作物を栽培することで、産業廃棄物をただ捨てるものではなく、つながるものとして活躍させたいと考えております。
  • さまざまな「ひろがり
    「産学連携」「茶畑再生依頼」「自社製造の有機肥料の活用」多くの方々にご協力いただき、弊社の活動がひろがることを目標としています。宍原事業所周辺の耕作放棄地所有の方から土地をお借りし、弊社にて農作物の栽培を行っております。また、宍原事業所周辺地域、牧之原等の茶畑再生依頼や農作物の栽培をこれから行いたい方へのご相談等、随時実施しております。農業従事者が減少していく中で、楽しく、新しく、連携して実施できる農業を目指しております。

VISION

R FARMがめざすもの
R FARMプロジェクトを通じ、サステナブルな世界の実現に貢献します。YM菌®を用いて廃棄物を肥料へと再利用を可能としました。製造した肥料を活用して耕作放棄地を畑へ蘇らせ、農作物を栽培する環境を整えます。農業従事者や農業に関心がある方々と協力して農作物栽培の活発化を目標としています。また、栽培した農作物を異業種間で提携し、商品を開発する事で消費者へ提供しております。将来的なビジョンとして、バイオマスリサイクルの完全な循環型社会の形成を考えております。
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