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2024.04.02 お知らせ

2024年 大生姜栽培の畑作り①

2024年の生姜の植え付けが迫ってまいりました。

今年の生姜栽培の畑を決定し、畑つくりを実施しております!

 

まず最初に実施する項目は、pH,ECの測定です。

2024年に栽培に使用する畑への施肥量を検討するために、測定を実施しております。

大生姜を栽培するために、土壌の環境を大生姜に適した状態にすることが

より大きく、美味しい大生姜を育てるために1番大切なことです。

 

大生姜の最適なpH,ECは地質や気候によっても異なりますが、

「R fARM PROJECT]では、農林水産省が掲載している土壌診断基準や

静岡県による土壌肥料ハンドブックを基に元肥量を検討しております。

(下記に参照urlを掲載)

大生姜の栽培は、pH:6.0前後、EC:0.4~1.0が目安です。

 

pHは、酸性/アルカリ性の度合いを理解することが出来ます。作物により成長のしやすい

最適pHがあります。以前畑で育てていた作物による肥料の残りや、地質によってpHが変化

します。新たに広い畑で作物を育てるときには、pHを確認をすることをお勧めします。

 

pHの他に「R FARM PROJECT」ではECを測定しています。ECとは、電気伝導率(Electric Conductivity)といい、土壌に含まれる塩分濃度を理解することが出来ます。塩分濃度が高ければ栄養分が高く、以前撒いた肥料が多く残っているということがわかります。

ECの測定結果が低い値であれば施肥量を増やし、高い値であればクリーニングクロップ等の除塩、深耕や天地がえしを実施します。

 

2024年に栽培する畑においてもpH,ECの測定を実施します。

 

 

しょうがの金太郎が今年も大きくぶんけつして育ってくれると嬉しいです!!

お楽しみに~!

 

 

(参照資料)

主要作物の土壌診断基準:農林水産省 (maff.go.jp)

静岡県土壌肥料ハンドブック(第15版令和3年3月改訂)|静岡県公式ホームページ (pref.shizuoka.jp)

 

 

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